毎朝、夫が起き出すまでの数時間は私が一番働く時間です。
夫は寝ている、そう思うと私自身の気持ちも、夫の事を離れて他の事に集中出来る。
身体も動くし、仕事もはかどる、大半の働こうというエネルギーはここで使ってしまい
その後は効率悪くだらだらとしています。

夫の様子が気になるからだと言えばそれまでですが、途中で投げ出す、自らの性格。
時々、散乱した机をながめて、これは夫のせいじゃないよな、と反省もたまに。

お早う、と言った後、夫の返事次第で私の一日の気分も大きく変化。
声の様子や、聞こえないのか返事のない時などは、それまでの鼻歌も溜息に。

夫はよく、  何でも、あなた中心で動いてるから。
などと言いますが、私にすれば、私の毎日はそっちの朝の一言にかかってるんだよ、
とお返ししたい気持ち。

例えば、アイロンを掛けたシャツのたたみ方、今までずっと同じ筈だけど、同じとは
思えないらしい朝もある。
空気を入れ換えたいからと、起きたら必ず開けていたドアも私の後から閉めて歩く
朝もある。
いろんな朝があるものです。

遠い昔の朝の話、
夫の幼い頃の話、これは母から何年も前に聞いて、夫はその時覚えていなかった、
それほど小さい時の話。

夫は近所から捨て犬を2匹拾ってきた。両腕に子犬を抱いて、母親に
     一つは僕に、一つはお母さんに。
物をねだる子ではなかったという夫が、子供の知恵でそう言ったのかも。
夫は  ね、優しい子供だったんだなあ。  などと言っていたけど
小さい頃から 頑固なところがあったはず、実力行使をしたのでしょう。

でもその2匹はどうなったのかな。
その時はそれ以上、聞かなかったから。
また いつだって、話が出来る、話が聞ける、と思っていたから。











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