若年性アルツハイマーの夫との日々

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zoom RSS 笑顔の形

<<   作成日時 : 2014/05/25 10:16   >>

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夫がすり足をするように歩く様子を見ていると、ふと、夫はもう走ることはないだろう、と感じます。
買物をしても散歩をしても、徐々に腕を組んだ私が夫を引っ張るような形になる。

運動はさせたい、でなければますます筋力が落ちてしまう。
でも、第一の理由は夫が足取り軽く歩く姿が見たいのだ。そういう夫に会いたいからだ。

廊下の端から何メートルか、私の後ろを早歩きで付いてくる練習、今度はUターンして夫が先頭。
号令に従ってテンポ良く、夫は腕を振って何往復か歩きました。
夫の脳の指令は一体どうなっているんだろうか。

ほんの短い距離ではあるが、以前の元気な夫に後ろ姿ながら再会出来ました。

それでも、慢性的な運動不足のせいでしょうか、夫の手は春になっても冷たくて冷え性の私も驚く。
うわっ、冷たい、と思わずその手を取ってさすっていたら、近頃になくはっきりした言い回しで
大丈夫、生きてるから。

こういう事も言えるんだよなあ。

時が経って夫に出来ることは限られてきました。
現在の夫の理解度は2割、と評された事もある。
現実に、私にはその2割さえいったいどこにあるんだと、気持ちが落ち込む時もあります。

でも、夫の8割を知らない人に言って欲しくない。 とムッとする。

私の気短な性格はこの年になっても直りませんが、夫に対しては通用しない事も知っている。
腹が立つことは何度もあるが、怒ってみても後で自分が嫌になるだけだという事も。
だからそういう時は、以前からの方法が役に立つ。 

笑顔の形。

笑顔で接する、笑顔が大事、異論なし、絶対正解、その効果の程も知っている。
でも無理って時がある。その方が断然多い。

そんな時は笑顔の形づくり。 口角を思い切り上げる、歯を見せればなお良い。
美容、若返りの類は期待しないこと。

その形を維持して夫を見る。 夫は笑顔だと認識。 単純なのだ。
不思議な事に、そうしている内に自然と本物の笑顔になれる。案外簡単に変われる。

笑いたい、と思えばまず形づくりから。 一度お試しあれ。

























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