若年性アルツハイマーの夫との日々

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<<   作成日時 : 2008/02/07 08:31   >>

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2007年12月、同窓会の翌々日は夫の父の命日でした。
4年という年月は長いのか短いのか、どちらとも言えるような気がします。

夫と墓参し、その前年と同様に、最後に父が好きだった煙草を供えました。
夫は煙草をやめたので、持って行った煙草は去年と同じもの、
封を開けてから何年も経っているから、味もどうなっている事やら。

夫はそのまま火を点けようとしてから気が付いて、今度は口にくわえて
ライターで点けました。口から煙を吐いた夫に、
変な味だろう と言ったら  ううん、おいしいよ  と続けて1、2服。

私が黙って見ていたら、 また始めようかなあ と。
ほだされて、少しならいいよと、もうちょっとで言いそうになりました。
危ない、危ない。
残りの煙草はまたビニールの袋に入れて、来年も使うつもりだろう。
そういう所は、無駄遣いしない性格と言うべきか。

お父さん、古いんじゃ怒るかもしれないよ。

大丈夫、親父は怒らないよ。

なんだか、まだ元気でいるような気がしてきて、少ししんみりしました。

昔、私は祖母のお墓参りに行くと、誰もがするように心の中で話しかけたりした後で、
誰が入院、誰が手術、無事に済みますようになど、願い事や頼み事まで付け加えて
いました。

その話をしたら、夫はどこで仕入れたか、亡くなった人をお参りする時は
みんな元気にしていますから安心してください、と言うんだよと私をたしなめた
事があります。確かに心配させても仕方ないか、とその時は思いました。

でもお線香の横に煙草を置いて、父の墓前で長い間、手を合わせている夫は、
いったい何を話しているんだろうか、知りたいな。

何と言ったの? 心の中で聞いてみました。




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