若年性アルツハイマーの夫との日々

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<<   作成日時 : 2008/01/25 14:44   >>

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去年の11月、夫がとても良く思い出す事がある、と書きました。
夫の頭が雲に隠れてはまた出てくるお月様のようだと。

12月はその反動のように、夫には戸惑いや忘れる事が多くなりました。
本人にその自覚があるので、私の前でも元気のない表情を見せることがあり、
そんな時は、こちらの元気もだんだん消滅、何もかも捨てて、この場から
逃げ出したいような気持になる事もあります。

私がなにをどう頑張ったとしても、病気の前ではあまりに無力だと感じます。

2007年12月、恒例の夫の高校時代の同窓会のメールが来ました。
年に一度会って、飲んでしゃべって、また来年も元気で会おうぜと別れる、
それがずっと続いている、男同士の会です。女の私にはうらやましい集まりです。

今回は家から1時間あれば余裕で着く場所で、JRの駅を降りたらすぐの店。
でも、夫にとっては難しい。前はこうした、こうだったという経験が消えてしまえば、
電車に乗るのも未知の冒険です。

いろいろ考えても仕方ない、会いさえすれば、学生時代の友達だもの、
楽しく過ごしてこられるさ。私以外のおもろい人とも、話した方がいいんだよ。

夫とは何度も携帯の練習をしました。
終わったら必ず私の携帯に電話して、と。二次会には行かずに。
みんなとそこでさよならしたら、私が必ず近くで待っている。

夫と一緒に出かけました。送り出すよりその方が気も楽です。
どこで降りるんだっけ、と着くまでに何度聞いたことか、多分新記録です。
二人でいても、不安だったのだと思います。

ところが私は根っからの方向音痴、すぐ、という店をさんざん二人で探しました。
でも時間はたっぷり。場所を確認し、夫は店に入って行きました。

私は近くのお店でお蕎麦とビール、久し振りの一人の夕食です。
外に出て、クリスマスの次の日だから、イルミネーションがきれいな駅の周りを
ぐるっと回りました。お店もたくさん、にぎやかです。

今頃夫は楽しくやっているだろう、飲みすぎなきゃいいが。

と思ったら、携帯が鳴りました。
















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