若年性アルツハイマーの夫との日々

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<<   作成日時 : 2008/01/22 16:06   >>

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2008年が明けました。
という言葉もおかしく感じるほどで、1月も下旬に差し掛かっています。

昔は大掃除してから新年を迎え、着物はないがそれでも洗濯したての洋服を着て、
今年こそは毎日を充実して過ごすぞ、と元旦には一応の意気込みがありました。

でも少しずつ、お正月は時代と共に特別なものではなくなってきたように感じます。

大晦日までに買出しせずとも良い、紅白も見たくない、和服姿もテレビの中だけ、
表で遊ぶ子供もいなければ、近所の人に新年の挨拶をする事もない。
もし、おせちもお餅も食べなかったら、普通の休日と同じです。

お正月だから、何の日だからという季節の節目ごとの行事は、祝日や記念日が
増えるのに反比例してその意味を失ってきたのかもしれません。

それでも私には、月日の経過がむしろ以前より気になり、病気から何回目のお正月、
何度目の誕生日と、夫の発病を起点に物事を考えるのが癖になりました。

年が変わり、たとえ次の10年を失っても、夫がこのままならそれでいいと思ったり、
逆に、夫のためという理由で自分の人生を投げやりにしてはいけないんだと思ったり、
考える種は新年から尽きません。

今年の元旦、夫の実家を訪ねました。兄弟一家全員が何年振りかで集まりました。
夫の父はいませんが、4世代にまたがり新しい顔もある、大人数です。
その人数に、年末に電話してきた母の決意のようなものを感じました。
母はあまりしゃべりませんでしたが、私には母の気持がわかりました。

私が結婚して20年となる間に、夫の父は写真の中の人となり、母は老い、私達は
年を取り、子供は大人になってその次の世代も生まれました。
目に見えるものも見えないものも、変わっていくこと、それが歳月というものなのでしょう。

夫はいつもそうであるように、あまり話さず、でも楽しそうに話を聞いている。
昔から、夫は変わりません。

明けましておめでとうございます。
ここに集まった人達みんなに、今年が幸多き一年でありますように。

そして隣に座る私の夫に、みんなもそう願ってくれますように。
























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